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あなたは何型?頭痛のタイプ診断

今回の記事テーマは【頭痛のタイプ診断と対処法】です。

頭痛には代表的なものが3つあり、その3つが混合しているタイプなど様々あります。今回は、タイプ別診断と対処法をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

頭痛タイプ診断

以下の項目を見て、当てはまる項目を元にタイプの診断をしていきます。なお、2つ以上のタイプで当てはまる場合は混合タイプが考えられます。あなたの頭痛はどのタイプになるでしょうか??

緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)

診断項目

①痛む場所は? 両側

②どんな痛み? 締め付けられる痛み、圧迫される痛み

③痛みの強さは? 比較的軽い~中程度

④動くと痛い? 変わらない

⑤頭痛以外の症状は? 肩こりやめまい

⑥痛みの周期は? 週に数回、毎日

具体的には・・・

長時間のデスクワークによって頸部の筋肉の緊張や精神的ストレスで起こる。頭全体がギューッと締め付けられるように痛む。

片頭痛

診断項目

①痛む場所は? 片側

②どんな痛み? ズキンズキンという痛み

③痛みの強さは? 中程度~かなり強い

④動くと痛い? 痛みが増す

⑤頭痛以外の症状は? 吐き気や嘔吐/光や音に敏感

⑥痛みの周期は? 数日~ひと月に1回程度

具体的には・・・

頭の片側、時に両側にズキンズキンという痛みが起こる。吐き気がしたり、光をまぶしく感じたり、音に敏感になる。女性に多い。

群発性頭痛

診断項目

①痛む場所は? 片側、目の奥

②どんな痛み? 突き刺す、えぐるような痛み

③痛みの強さは? きわめて強い

④動くと痛い? 痛くてじっとしてられない

⑤頭痛以外の症状は? 涙が出る、目が充血する/鼻づまり、鼻水

⑥痛みの周期は? 1~2カ月間に集中して毎日起こる

具体的には・・・

1年の内決まった時期、毎日の決まった時間帯(特に明け方に多い)に、ズキンズキンという目をえぐるような激しい痛み。比較的稀な病態。

その他、注意が必要な頭痛

頭痛が随伴症状として生じる注意が必要な病態を特徴とともに以下にまとめます。

・クモ膜下出血・・・激しい痛みが一瞬にして出る。意識障害、吐き気、首筋の強直。

・脳梗塞・・・反復発作する痛み。突然の神経障害(動かない、痺れるなど)を伴う。

・脳腫瘍・・・吐き気、嘔吐、てんかんを伴う。

・急性緑内障・・・目の充血、瞳孔が開く、吐き気をとも。

頭痛の対処法

タイプ診断ができたところで、対処法をご紹介させていただきます。

冷やす?温める?

・緊張型頭痛(筋収縮性頭痛)・・・首筋~肩をほぐしてあげたり、温めるのが有効です。

・片頭痛・・・首筋を冷やすと楽になることがあります。

・群発性頭痛・・・首や目元を冷やすと楽になります

爪もみ

指先には井穴(写真上の黒点)と呼ばれる、自律神経の働きを整えるツボがあり、爪を横から揉むように指で5~10秒、各指行うと頭痛をはじめとした症状に有効です。

ツボ押し(経絡アプローチ)

井穴以外にも頭痛に有効なツボがあります。場所も含めてわかりやすく説明があるこちらのサイトを参考にしてみてください。

参考サイト:EVE〈頭痛をやわらげるツボ〉

http://www.ssp.co.jp/eve/headache/selfcare/tsubo.html

 

まとめ

いかがだったでしょうか?頭痛のタイプによって対処法が異なるので、正しい対処法を生活に取り入れ、頭痛のない生活を目指しましょう。

Emaps株式会社

野田晋介

柔道整復師。福岡、神奈川、広島、山口での臨床現場において16年間、プロアスリートから3歳児まで幅広いクライアントのお困り事に真摯に向き合い課題解決のためのサポートを行なってきた。年間3500回以上の治療実績。現在は、山口県柳井市で患者様の不調、不満、不安に対して全力サポートを行いながら、『地域の方々の動ける身体づくりを応援し、身体も心も健康な社会の実現』をミッションに掲げ、地域コミュニティに向けて健康情報を発信し地域活性化を目指し日々奮闘中。長崎県出身。剣道三段。