• おしらせ

五月病…こんな人は要注意!

今回の記事テーマは【五月病】です。この時期、就職や人事異動、新しいクラスや生活環境によって精神的なストレスが重なりやすいです。身体からのサインを見逃さないために五月病についてのまとめてみましたので是非ご覧下さい!

五月病の症状は?

不安感が強くなったり、胃痛食欲不振頭痛めまい不眠などが起こることもあります。また、今まで出来ていたことができなくなったり、好きだったことに興味がなくなったりなどの症状は要注意です。

どんな人がなりやすいの?

発症しやすい人の特徴として、自分で自分を追い込んでしまう「考え方の癖」があります。そのうちの3つを解説させていただきます。

完璧主義

物事を「白か黒か」「成功か失敗か」の両極端に分けて考えてしまうタイプです。「できなかったこと」ではなく、「できていること」に目を向けると気持ちが楽になります。

否定的一般化思考

嫌なことうまくいかないことがあると「いつもこうだ」と考えてしてしまうタイプの人です。「本当に毎回そうだろうか」と自分に問い直してみましょう。そうでないことを発見できれば、気持ちが落ち着きます。

すべき思考

自分の基準でしか行動できず、うまくいかないと過度に罪悪感を持ったり、基準を満たさない相手に腹を立ててしまうタイプです。自分にも相手にも気持ちにゆとりを持って対応し、「〇〇であればよい」程度の言い方に変えてみましょう。

3つの対策

五月病に予防、あるいは、五月病になってしまった場合の対処法をご紹介します。

人との交流

辛い時は1人で家に閉じこもりがち。そんな時こそ、話しやすい友人や知人と話をすることで、不安やイライラした気持ちが整理されて、解決策がみえたりもしまるかもしれません。また、関わりの中で笑顔になることによって、自律神経のバランスを整えることも出来ます。

30分のウォーキング

運動には、ネガティブな気分を発散させたり、こころと体をリラックスさせ、睡眠リズムを整える作用があります。とくに効果的なのは、ウォーキングです。1日30分を目安に、少し息が弾んで、汗ばむくらいのペースで続けてみましょう。

セロトニンを作る

セロトニンは脳内で作用し、気持ちをリラックスさせる作用があります。乳製品、大豆製品などに多く含まれているトリプトファンというアミノ酸は、セロトニンの原材料になります。適量を日々の食事の中に取り入れることで気持ちが安定します。

まとめ

新しい環境に適応するためにはたくさんのエネルギーを必要とします。ここでご紹介した対処法をやってみる元気もないという方もいるかもしれませんが、それは、心と身体がもう十分頑張ったから休みたいというメッセージです。まずはゆっくり休んでエネルギーをチャージしてあげましょう。長くいきいきと働き続けるために、自分と上手に付き合う方法をたくさん見つけていきたいですね。

Emaps株式会社

尾野雄児

柔道整復師。学生時代より広島県陸上連盟認定のトレーナーとして活躍。広島、山口での臨床現場において9年間、老若男女問わず、幅広いクライアントに真摯に向き合い課題解決のためのサポートを行なってきた。現在は、山口県下松市にて整骨院で患者様の不調、不満、不安に対してサポートを行っている。『地域の方々の動ける身体づくりを応援し、身体も心も健康な社会の実現』をミッションに掲げ、毎月2回の体操教室を通して、健康を発信し地域活性化を目指し活動中。二児の父。広島県出身。趣味はアウトドア、ランニング